2023年04月07日

今週の注目感染症
第13週(令和5年3月27日~令和5年4月2日)

■ コメント
・第 13 週は、梅毒の報告が 15 件ありました。
第 13 週までの累積報告数は 187 件で、昨年同時期(94件・速報値)と比較し約 2 倍に増えています。
梅毒は、感染後 3 週間程度で発症(性器や唇等のしこりやただれ等)しますが、治療をしなくても一旦症状が軽快します。
しかし、その間も病原体は体内に潜んでおり、感染力があるため、気になる症状がある場合は早めに受診し、治療を受けることが大切です。
県内の各保健所では、梅毒などの性感染症の相談や無料・匿名での検査を実施しています。
実施できる検査や検査日などは各保健所までお問い合わせください。
また、福岡県ホームページ 【注意!】梅毒の感染者が例年に比べてとても増えています(症状に関する写真も掲載しています) に症状等の詳しい情報を掲載していますのでご活用ください。

福岡県感染症情報ホームページ では、感染症発生情報、病原体検出情報などがご覧になれます。

【福岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年4月7日更新)