令和5年第11週
～インフルエンザ、チクングニア熱～

今週の注目感染症
第11週（令和5年3月13日～令和5年3月19日）

■ コメント
・第 11 週は、インフルエンザの定点当たり報告数が 9.94 となり、注意報レベルを下回りましたが、まだ流行が終息したわけではありません。
また、インフルエンザに限らず、他の疾患の感染予防・拡大防止のためにも手洗いや咳エチケットに努めましょう。

・また、チクングニア熱の報告が 1 件ありました。
チクングニア熱は、ウイルスを持つ蚊に刺されることで感染し、2～12 日の潜伏期間の後、発熱、関節痛、発疹等の症状が現れます。
アジアやアフリカの熱帯・亜熱帯地域や中南米で流行しています。
ワクチンや治療薬がないため、流行地ではできるだけ肌の露出を避け、虫よけスプレーを使うなど、蚊に刺されないように注意しましょう。

・福岡県感染症情報ホームページ( >>詳細はこちら )では、感染症発生情報、病原体検出情報などがご覧になれます。

【福岡県感染症情報センターより参照】
（令和5年3月24日更新）