2023年05月19日

今週の注目感染症
第19週(令和5年5月8日~令和5年5月14日)

■ コメント
・第 19 週から新型コロナウイルス感染症が定点把握疾患の対象になりました。
・第 19 週は、県内で今年 1 例目となる重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の報告がありました。
SFTSは、病原体を持つマダニに咬まれて感染します。
潜伏期間は 6 日から 2 週間程度です。
主な症状は、発熱と消化器症状(嘔吐、下痢など)で、倦怠感、リンパ節の腫れ、出血症状なども見られます。
山登りなど草の茂った場所に入る場合は、マダニに咬まれないよう、長袖、長ズボンを着用し、肌の露出を少なくすることが大切です。

福岡県感染症情報ホームページ では、感染症発生情報、病原体検出情報などがご覧になれます。

【福岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年5月18日更新)